ドット絵の描き方(仮)
突然ですが、普段僕が描いている縦64、横64ドットの絵の描き方を紹介します。自己流であったり、教わった方法でもあります。
- 用意するもの
- 手順1.PCに画像を用意する
- 手順2.ペイントで形式を変更する
- 手順3.EDGEで線を整える
- 手順4.配色を決める
- 手順5.照り、影を塗る
- 手順6.線に色をつける
- 手順7.曲線を整える
- 手順8.仕上げ
- まとめ
用意するもの
・パソコン(僕が使用しているのはWindows。以下PC)
・ドットにしたい絵
・出来ればシンプルなデザインのモンスター。例として以下玉ねぎモチーフのモンスターを使います。
手順1.PCに画像を用意する
・PCにドット絵にしたい絵を取り込みます。
スマホからTwitter経由で保存したり好きな方法でPCに送って下さい。
画像はできる限り正方形で、余白があるのが望ましいです。線画だけにしておくと個人的に楽な気がします。
手順2.ペイントで形式を変更する
・PCにあるペイントソフト使い、[手順1]で保存した画像を開いて下さい。
・[サイズ変更]を選びます。[ピクセル]を指定し、[縦横比を維持]のチェックを外します。[水平方向]と[垂直方向]の欄に64とそれぞれ入力し、[OK]を押します。
・[その他の形式]を選び、
・[16色ビットマップ]もしくは[256色ビットマップ]を選び[.bmp]の規格で保存します。
手順3.EDGEで線を整える
・EDGEをインストールします。
高機能ドット絵エディタ EDGE | TAKABO SOFT
・EDGEで、[手順2]で保存した画像を開きます。以下画像のようにガビガビしていますが、これから整えていきます。
・まずは[パレット]を選び[未使用色の削除と整理]でパレットの色を減らします。
・更に、背景色(赤200緑200青168)、黒(赤16緑16青16)、白(赤248緑248青248)の3色になるまで整えながら減らします。
※上記の(赤、緑、青)の数値ですが、その通りにしなくても大丈夫です。僕は諸事情で8の倍数で色を決めています。
手順4.配色を決める
・色を決めて大まかに配色していきます。2色使います。画像の2色をここでAとします。(緑茶色、緑色)。
・それから、上記で決めた2色の照り、影、線の色を決めます。色の決め方は
〇Aの色より明るくした色=照り
〇Aの色より暗くした色=影
〇影より暗くした色=線
とします。場合によっては“Aの色より暗くした色”を線として併用する事もあります。
・[領域の選択]を指定し、明暗を変更したい色をクリックします。
[パレット]から、[明るさ]を選択し、
%に数値を入力します。数値を上げれば明るくなり、下げれば暗くなります。
手順5.照り、影を塗る
・矢印で示している方角から光が差しているとします。光が当たっている部分は照りの色を塗り、当たっていない部分は影の色を塗ります。できる限り形を意識して塗ると立体的に見えます。
手順6.線に色をつける
・黒色に[手順4]で決めた線の色を上から塗ります。主に矢印側の光が当たっている付近は塗り、影付近は黒のままにします。ここで内側に黒がないようにするとすっきりした見栄えになると思います。
・さらに光が強く当たっていると思う線は、影として使っている色を塗りましょう。
手順7.曲線を整える
・曲線を描くとき、1、2、3と段階を踏んでドットを置くときれいに見えます。※例外はあります。
手順8.仕上げ
・さらに線を整えたり、照りと影の範囲を調整します。目や口など違和感が無いか画像を反転したりしてパーツを追加したり消したりしましょう。気が済んだら完成です。
まとめ
以上がドット絵の描き方になります。ドット絵の描き方は人それぞれあると思いますが、本記事はその中の一つとして参考になればと思います。また、本記事でわかりにくい所があればその都度追記したり編集しますので気軽に教えて下さい。稚拙な文でしたが最後まで読んでいただきありがとうございました。